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昨年末に、国立教育政策研究所による、理科の調査結果が発表されました。 この記事については、私も理科実験を仕事として扱っていることから、 とても興味を持ちました。 そして、この調査を受けて、 文科省は実験の時間を充実することを各学校に求めていくようです。 理科の観察や実験をすることは好きだし、大切だとも思うけれども、観察や実験の方法を自分で考えるのはそれほど積極的でない……。小・中学生のそんな傾向が、国立教育政策研究所の調査でわかりました。子どもの学力をめぐっては、学んだ知識を「活用」する力に課題があることが、先の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)などでも明らかになっています。 自分たちの手を動かしながら、目の前の変化をじっくり観察し、 自分の予想と反する現象に目を輝かせている、 そんな子どもたちを見ていると、 実験や観察がきらい、と思う子どもが少ないのは、私も実感するところです。 問題は、そのあとの部分、 「観察や実験の方法を自分で考えるのは、それほど積極的でない」 というところです。 私は予備校時代に、”受験のための”理科実験講座を受講していました。 確かに、実験操作は面白かった。 でも、内容として頭に残っているものは、といえば、ほとんどありません。 子どもたちに理科や科学の面白さ、不思議さを伝えるようになって、 自分の「”実験”体験」を振り返る機会が多くなったのですが、 そこで改めて感じたのは、 『答え』ありきの実験には、私自身、面白さを感じない ということ。 やる前から結果がわかっているから、ただ確かめるだけじゃ? …と思うことが多かったのかもしれません。 そんな自分の体験と、今の子どもたちを重ねると、 「実験の結果には答えがある」と思い、目の前で起こっている変化を 自信を持ってスケッチできない子が年々増えているような感じがし、 当時の私と同じように考えたり、 「答え(見方)は1つ」と考えたりする子どもが増えてきているのかな…と、 思います。 今後、学校で実験の機会が増えてくれるのはうれしいですが、 理科や科学を面白い!と思う子どもたちが増えるためには、 ただ機会が増えるだけでなく、興味関心を持てるような「やり方」にも注意を払っていく必要があるかもしれません。 私も、子どもたちの興味関心の芽を摘み取ってしまわないよう、 日々自己研鑽に励んでいきたいと、 この記事から改めて感じさせられました。 |
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マッシュアップサーチラボ 2008/01/14 09:35 |
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